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第19回 ノヴィーコンサート 終了!

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当社で修理させていただいた、「ノヴィー」を活用した19回目のコンサートが盛況のうちに終わりました✨ 中山さん、素晴らしい演奏をありがとうございました! ================== 7月20日 第19回 ノヴィーコンサート 〜ヨーロッパからの便り〜 出演:Pf 中山敬子さん 本日はノヴィーの再生の過程からプロジェクトに参画して下さっている中山さんとノヴィーの共演でした♫ 「ノヴィー」を知り尽くした中山敬子さんが、 「お気に入り」というドビュッシー アラベスク、月の光やショパン バラード第1番などの作品を演奏してくださいました。 演奏がハイレベルであることはもちろん、選曲も馴染のある曲たちが多く、来場者の方から「感動したっ!」という声も聞かれました! 楽しんでいただけたのではないかと思います。私自身も大好きな曲ばかりで本当に楽しめました♫ 中山さん、ご来場の皆様、本当に素敵な時間をありがとうございました✨

すごい修理道具!

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すごい修理道具!を紹介したい♫ 少し前なのですが、屋外で作業するときに使っているタープが突風で吹き飛んで(隣の家まで!)骨組みが折れてしまい足した💦 そこで使ってみたのが、写真のこれ! 「Fiber Fix」 グラスファイバーのテープを水につけて折れた箇所に巻きつけると固まって修復するという優れもの😆 ホントかどうか分かりませんが、自転車屋シャベルにも使えるとか? 硬化も20分位だったのですぐに修復出来ました。 結果はとても素晴らしい!折れた箇所はしっかりくっついているし、むしろ強度が増しているようにも感じます! 折れた箇所がすこし太くなりますが、タープも問題なく開閉できてます。 ぜひ使ってみてください。おすすめ🍀 補修箇所 元の箇所 ♬公式サイトはこちら↓ 松江のピアノ修理屋 アートピアノ社

ブリュートナー グランドピアノ ②

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ブリュートナー グランドピアノ 外装 調律師の方から依頼を頂いている、ブリュートナーの外装塗装です。 ブリュートナーは1853年に創業したドイツのピアノメーカーで、このピアノはドイツから輸入され松江にやって来ました。 依頼内容は外装の全塗装なのですが、父が古い塗料を落としていたら「このピアノは拾い物だ!」と喜んでいます♫ 見てみると、キレイなローズウッドの化粧板が貼られていますし、ケースや大屋根に使われている木材も厚く、とても質の良いものが使用されています。 素材が豊かな時代のピアノだからでしょうか? 写真も塗装前のシーラーを吹いた段階なのですが美しい木目と色が出てきています! いいピアノになりそうです♫ これは塗料を落とした段階 ♬公式サイトはこちら↓ 松江のピアノ修理屋 アートピアノ社

カワイ グランドピアノ②

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カワイ グランドピアノ 黒→木目 柱の塗装が終わったので外装関係を仕上げていきます! このピアノは元は黒色だったのですが、お客様の要望で木目に変更しています。 塗装は父かやって私は仕上げなのですが、すごいなぁと思ったのがこの部分 マスキングテープで養生しています。ここは鍵盤が収まるスペースなのですが、綺麗に色分けされて塗装されています仕上がっています! 普段はアクションや鍵盤が収まり、鍵盤蓋もあるのでピアニストはもちろん、調律師の方でも見ることは無いのですが、手を抜かずに仕事をされています。 父のこういうこだわりの仕事が仕上がりを決めるのかな?と思った瞬間でした。 黒いところは黒ニスで

珍しいピアノ!

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今日はお客さんから、「古いピアノがある!」ということでお電話をもらい見に行きました。 そしたら一目見てびっくり!!おそらく1800年代のドイツ製ピアノで、"C.J. QUANDT BERLIN"というメーカーのものでした!! 外装は装飾されていて細工が綺麗✨ 内部のアクションはかなり古い世代のシステムでオーバーダンパーのものでした😳 ネットで調べても、メーカーやピアノの詳しい情報は見つからず・・・ ご存じの方は教えて欲しいくらいです💦 貴重なピアノなのは間違いないですが、修理は可能なのですが、修理代がかなり高額になるので、お客さんも悩まれていました。処分することも検討中 ちなみに、奥さんや子供さんからはおじゃま扱いとのこと😅 しかし、貴重なピアノとの出会いでした!

カワイ グランドピアノ ①

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カワイ グランドピアノ かなり前に依頼を頂いていたカワイのグランドピアノを久しぶりに進めます!! もとは黒だったピアノを木目に変更! 塗装までは済んでいるので、今日からは裏返して柱を塗っていきます。 柱も元は黒かったのですが、頑張って削って生地を出しました💦 このピアノは珍しく、響板を取り外すことができる設計になっており、今はついていない状態です。 ピアノをひっくり返して地面がすけて見えるってのも中々見ない光景ではないか?!😃 そこからニスを塗るわけですが、シーラーを塗ってまずは下ごしらえ。 少しずつ進めていきます✨ ん

ブリュートナー Blüthner グランドピアノ ①

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Blüthner  外装修理の依頼を頂いた、ブリュートナーのグランドピアノです♫ こちらは本場ドイツから輸入されてきたピアノで、外装の痛みがあったので当社で外装の塗装を担当します。 ブリュートナーは1853年に創業したドイツのピアノメーカーで、スタンウェイ、ベヒシュタインとベーゼンドルファーとならび、世界四大ピアノと言われているそうです。 特徴としては、ハンマーに叩かれることない4本目の弦が張られており、これは音を共鳴させるためだけにある、アリコートと呼ばれるシステムです。このプリュートナーもアリコート弦を備えています。 ざーっと外装を見てみると、化粧板のハゲは、欠け、足の痛みが見られます。 このブリュートナーの足の取り付け跡を見ると、もともとは丸足だったのではないかと思われる後を発見!!おそらく、どこかの時点で角足がついて修復されたのではないかと そのためか、3ボンの足のサイズがバラバラで、極端に細くなっているものもあり、木工で修正をかけています。 見た目も良くなり、これで安全安心です👍🏻

ヤマハ フルコンサートグランドピアノ C.F ③

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ヤマハ フルコンサートグランドピアノ C.F  前回、完成直前で欠けてしまった、小屋根の修復が終わりました!! なんとか、目立たなくはなりました。 どうやら、丁番との接点に問題があっので、クリアランスを大きくとって取付 問題なく開閉します✨ 終わりが見えてきた😆

その他「三世代の仕事」

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新しく、修理依頼のピアノが納品しました! メーカーはK.STEIN(イースタイン)で、韓国製のピアノです✨ 中の調律カードを見ると、なんとおじいちゃんの名前が!! 昔、アートピアノ社で購入してくださったと聞いてきましたが先々代の仕事だったとは・・・ どのような修理になるかは未定ですが、人もピアノも繋がっていくんだなぁ、と思うと嬉しく思います♫